子どもが学校に入り8年目、同時にPTAも8年目になります。この間、役員も経験し、あと、中学校卒業までの9年間はPTA活動に加わることになると思います。私は、PTA活動をなくしてはならないし、守りたいという立場です。子どもたちの為にとは言え、平日の昼間に多くの保護者が集まることへの負担感は拭えないのが現状ではないでしょうか。
第2回定例会での「PTA活動について」一般質問を抜粋します。
子どもたちや学校のために様々な活動をしていただいている存在である。
学校にとってPTAは、子どもたちの健全育成を共に支えていく存在であり、PTAは学校と地域をつなぐ架け橋としても重要な役割を果たしている。
社会教育課が主体の「家庭教育セミナー」事業実施への負担感の声があがっている。この事業は、「家庭教育向上を図るため学校PTAと公民館が協働して開催」するもので、各公民館ごとで開催するもので、ふなばし一番星プランでは「参加者満足度」を成果指標にして令和6年度目標90%を掲げています。家庭教育セミナーの事業費はどの程度か、事業とPTAとの関わりについて。
家庭教育セミナー事業は、子どもが健全に成長するうえで家庭教育の果たす役割の重要さを認識するとともに、地域の連携や教育力を高めていくことを目的として実施している。令和5年度は13のPTA等が開設しており、事業費は講師料として1事業あたり7万円、全体で231万円の予算。希望するPTA等が自らの学びとして主体的に行うものであり、開設された場合には、学校長などにも指導・助言を仰いでいる。現実に負担感を抱いている方もおられるとのことですので、どのような点についてお困りかなど、丁寧に耳を傾ける。
地区ごとで活動が異なりますが、ある地区の、家庭教育セミナーの担当校に話を聞くと、たまたま役員になり、担当となり、年間3回分の家庭教育セミナーの企画運営を任され大変だったとのことです。年3回2時間の企画をこなすには、かなりの時間、労力が必要、講師料7万円の事業費はありますが、PTAに対しては全くのボランティアです。そもそも「自ら学び主体的に」行えているのか疑問です。
有休を使って時間を割くべき活動なのか。
私なら、もっとダイレクトに子どもたちの笑顔のために活動したい。
働きに出る共働き世帯が増え、家族形態の多様化、学校によっては児童生徒数が減り、更なる役員のなり手不足状態が続いています。持続可能な、時代に即した活動に変えていく必要があります。市にとって、学校にとってPTAはどのような存在か。