活動報告№56 平和への想い

今年は、私にとって特別な8月になりました。

船橋市では、平和都市宣言をしていますが、あまり平和事業が行われている印象がありません。私自身、議員になってから、数年前に宣言のことを知ったくらいです。

ただ、世界を見渡せば、今、この瞬間も戦争をしている国があります。おびえている人たちがいます。

私たちに何か出来ないか… 

まずは意識・関心を持ち続けること、平和を希求し続けることだと思います。

私の父は沖縄出身で、パスポートを持って大学進学の為上京してきたそうです。沖縄では安価で手に入ったウィスキーを東京に持ち帰って、学費の足しにしていたと聞きました。戦中生まれでも、まだ幼かった父には戦争の記憶はあまり無いのか、、、ただ、聞けなかっただけなのかもしれません。

 船橋市では広島市と長崎市へ平和式典出席のために各年交互に子ども5名程度を派遣しています。唯一の戦地となった沖縄へも目を向けて欲しい…

 所属する総務委員会で、沖縄での平和事業や平和式典が行われている平和記念公園等への視察が実現しました。今回の視察決定を機に、沖縄の叔父に戦争について聞く機会を得ました。戦中、辺野古の海辺で祖母(父の母)が亡くなったこと、叔母(父の姉)も辺野古へ向かう途中で亡くなったこと、崖路を担架で運んだことなどを知りました。そして、今もなお、苦しみが続いていることも。

自分が母親となった今、想像を超えた深い悲しみに包まれます。

「ウクライナでも、当時と全く同じことが起きている。忘れてはダメ。でも、暗くなってはダメさー」と、叔父。

もうすぐ戦後79回目の8月15日。そして、選んだように、早産で生まれてきた3男の誕生日。

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