就学援助①

昨日はクリスマス、素敵な一日を過ごされたと思います。

例年誰かしらの提案でサンタさんへ「お茶セット(お菓子付き)」を用意して寝床につきます。翌朝、枕元にあったプレゼントに喜びつつ、無くなっている「お茶セット」を見て、

お菓子がない!!お茶もない!!

やっぱり…

(お茶セットがあったから好きなプレゼントくれたんだ!)

と納得する顔が可愛くて仕方ない。私にとっては一番のプレゼントです。

今回は就学援助についてまとめます。子育てに「お金」と「手」がかかることは言うまでもなく、どんな状況でも子どもに負担はかけたくないものです。

「就学援助制度」とは、

教育基本法第4条「教育の機会均等」

学校教育法第19条「経済的理由によって、就学困難と認められる学齢児童生徒の保護者に対しては、市町村は、必要な援助を与えなければならない」

の規定により、所得の低い世帯の子ども達が必要とする義務教育費を、市町村が負担する仕組みです。特に初めて新1年生になる子の父母にとっては馴染みがないと思います。

→市町村により援助する金額などに差があります。

(すでに行われた就学時前健診時の配布資料に含まれているはずです)

●学校ってどれくらいお金かかるの?

平成30年度子供の学習費調査の結果について:文部科学省 (mext.go.jp)

※文科省の調査抜粋

公立小学校でも約30万/年

公立中学校でも約50万/年

●船橋市就学援助金について

syugakuenjyooshirase.pdf (funabashi.lg.jp)

●例えば、学用品費

文科省の調査 \17,127

船橋市援助金額 \11,630

差が\5,000ほどあります。船橋市の援助金額は、ほぼ国の基準です。(金額は市の判断)

以前、市内学校で「さんすうセット」の購入状況について調査したところ、セットを買う学校、一部のみ、兄弟のものを使用可とする学校と、其々でした。先生や学校の考え方によって異なります。

学校は、就学援助に示されている金額を年間の学用品費の目安として、削減できるよう工夫を尽くすべきです。

さらに、統一して買うべきか、備品化は出来ないのか、全てが(算数セットのように)必要なのか、兄弟間で使用できないのか…等々考えて欲しい。

特に女の子と男の子の兄弟だと、デザインや色がはっきりと分かれ兄弟間で使えるものが少ないのが最近の市販品の傾向。エコの観点からも備品化できるものを推進し、各々での購入については「家庭学習でも有用な物」という視点も持つべきです。