ボール遊びが出来る「公園」に限らず、広く検討を

「ボール遊びが出来る公園づくり」は、第1回こども未来会議室(H26)で提案があって以降、ほぼ毎年のように子どもたちから提案がされています。船橋市の子ども達にとって、自分たちで行けて、思いっきり遊べる場はまだまだまだ足りないということです。

現状

市内でこれだけでは、子ども達が実感できないのが実情。

ただ、広い面積が必要なボール遊びが出来る公園候補には限りあります。まちかどスポーツ広場も増えているとはいえ、地権者のご厚意が前提になります。

先日千葉市の小学校に視察に伺った際、放課後多くの子ども達が校庭で遊んでいて活気がありました。船橋市は、平日放課後の小学校の校庭は閑散としているのを見かけます。

千葉市では、月3回、各学校単位で開放を行っています。規則の中で「小学校の校庭を個人または団体による自由な軽スポーツを行う場所として」しており、各学校の運営委員会に委託料を支払い、そこから巡視報酬費を支払う仕組みだそうです。

船橋市では「船橋市立学校体育施設等の開放に関する規則」の中で「体育施設は団体による使用」として個人による使用が出来ない仕組み。学校プールは個人開放を行っているが、校庭と体育館を登録団体制の開放としています。

ただ、過去の議事録から平成4年の学校週5日制導入による受け皿として特に土曜日の小学校・養護学校の校庭と体育館が個人開放されていた時期がありました。しかし、利用者が減ったことで廃止したようです。

前例もあり、出来なくはない。

遊び場の確保が難しい都市部の小学校の校庭を「子どもの遊び場」として開放する動き

遊び場の確保が難しい都市部の小学校の校庭を「子どもの遊び場」として開放する動きが広がっています。ルールはそれぞれの自治体によります。子ども達でルール作りをしている自治体もあります。船橋市においても、教員に負担なく、特に団体利用の少ない平日の放課後に校庭を個人開放することを検討できないか。また、体育館には空調設備が整備されます。特に夏休み、熱中症アラートの毎日、プール開放は今年も無く、子どもたちが身体を動かす機会や場所が格段に減っています。体育館についても子どもの遊び場として開放することを検討できないのか。※事例:板橋区 川崎市 千葉市 鎌ヶ谷市

教育委員会「放課後の小学校の校庭や体育館を子どもの遊び場として個人開放することについては、学校施設の破損やそれによる学校授業への影響、さらに事故によるけがや急病、児童間トラブルへの対応といった課題がある。また、教員の負担が増えないようにするためには人員配置も必要になると考えている。他の時たちの取り組み状況等については、引続き注視してまいりたいと考えている。」(令和7年度第1回定例議会質疑)

 例えば、教育基本法では、学校の施設の利用について適当な方法によって社会教育の振興に努めなければならない、社会教育法でも、学校教育上支障がない限り、学校の施設を社会教育のために利用に供するように努めなければならない等々定められています。

子どもたちの肥満傾向が顕著です。学校の定期健康診断から肥満傾向(軽度中度高度)を見ても、小学生H27年度約1600人からR5度は約2600人に、中学生も822人から1281人と、コロナ禍を経て肥満傾向は高止まっています。子育てをしていても1人1台端末、ゲーム時間の増加が影響していると考えます。それでいて、身体を動かせる場所もない。

 週末に救命講習を受けて思ったが、学校であれば、何かあった時、助けが必要な時、誰かしら居る可能性が高く、AEDもある。使い慣れたトイレもある。子ども達も慣れています。安全管理のための人の配置は整備費用、維持管理費用に比べれば軽く、新たに設置する労力とは比べ物にならない。ただ、利用には子ども、保護者の理解を得ることは重要です。

スポーツ健康都市宣言市として、公園に限らず市全体で子どもたちも健康で元気に体を動かせる環境をつくって欲しい。今後、子どもの居場所づくりの中でも検討して欲しい。