9月、千葉市でアクションスポーツの世界最高峰の大会「Xゲームズ」が開催されました。千葉市での開催は3度目で、千葉市民や千葉市の子ども達も招待され目の前で、同世代による世界レベルの競技を見れる機会となりました。このような貴重な体験は、子ども達の成長に大きな糧になるはず。
「船橋市にもスケートボード練習場を」陳情が全会一致で可決されましたが、その後の動きはまだ見通せません。騒音問題、スペース問題が大きなネックです。また、他の競技もある中でなぜスケートボードなのか、という声もあります。
スケートボードに盛り上がる千葉市の背景
千葉市では、なぜスケートボード振興に取り組んでいるのか、経緯を聞きました。
◆経緯:東京オリンピックで正式競技となったことから機運が高まった
◆計画:千葉市基本計画第1次実施計画令和5~7年度(2023~2025 年度)において、アーバンスポーツ、ストリートカルチャー等を推進
※アーバンスポーツ:BMX(フリースタイル)、スケートボード、インラインスケートなどの広い場所を必要とせず、個人が気軽に始められる、都市住民が参加しやすいスポーツのこと。
※千葉市スポーツ推進計画には記載無し
◆競技人口:把握できていない
◆関連予算:X Games Chiba 2024(Xゲームズ)開催約2億円(開催3回目)、その他小規模イベント数十万程度
◆スケートボードが出来る千葉市内の公共施設:3か所!!
●幕張海浜公園内 JFA夢フィールド内 (禁止していない)
個人が気軽に始められるのが「アーバンスポーツ」。だから、子どもでも自らやってみたい、できた!、と取組みやすいスポーツではないだろうか。やってみよう、もっと練習したいと思っても身近で練習は出来ず、気兼ねなく練習できる場所がない船橋市内には1ヶ所も無い。やむなく道路での練習が常態化していることは改善したい。
県内施設参考:千葉県内スケートボード場一覧
船橋市内で検討依頼した施設、検討をお願いしている施設 (途中経過)
・ふなばしメグスパ → スペース確保が難しい
・運動公園第3駐車場 → 将来的に近隣に住宅が建つ予定。運動公園内に練習場所確保も検討したが指定管理業者との契約の問題もある
・三咲 ゲートボール場内 → 検討中
・親水公園内 → 県管理のため県に確認
・メディカルタウン構想内 → 検討中?
・船橋アリーナ内 → 住宅街であり騒音への懸念から難しい
・若松公園 → 住宅・学校などが隣接しており、遠足などの利用もされている特別な公園で候補地として考えにくい。
・金杉中学校 → 用途が決まっている、体育館は取り壊しで駐車場。
市街地は難しいかもしれないが、船橋市は海も里山もある地形。今ある公共施設を有効活用できないのか
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