アメリカ連邦最高裁判所裁判官のルース・ベイダー・ギンズバーグさんが亡くなりました。
映画「ビリーブ 未来への大逆転」でギンズバーグさんを知り、アメリカにおいても今ある女性の権利が一歩づつ、一歩づつ獲得してきたこと、今ある私たちの環境が、過去の女性たちの努力により築き上げてらえれたものだと痛感しました。
アメリカをはじめとする世界的な流れは、日本にも多大な影響を及ぼします。
日本においても、男女平等とする法整備は大きく進みました。
しかし、可視化できない文化や習慣、こうあるべき論、女性自身が「こうあるべき」という考えから抜け出せずにいます。
女性の管理職を30%に引き上げるという目標
数字だけ先走ることが危惧されましたが、先走ることもなく、達成されずに先延ばしに。
管理職になりたい女性も増えていない。
かと言って「女性」という括りだけで昇進させてもいけない。
まだまだ、日本の「女性」は「良妻賢母」でありたく、男性を支える立ち位置にいることで上手くいく社会
ギンズバーグさんのパートナーは、献身的に妻を支えました。
1930年代生まれで1950年代に結婚した夫婦の在り方として珍しい。
私の両親の時代、1970年くらいですが…
実際は違うのかもしれませんが、子どもの目からみて、母を父が支えている印象は、残念ならが持てていません…
仕事と子育ては母親、出張の時は祖母が岩手から来てくれました。
衣食住は不自由なくとも、見えないしわ寄せが子どもに向けられたという実感が、今の私の思考に大きく影響しています。
私は子ども達に、どんな母親像を残せるのか。
どんな夫婦像を残せるのか。
家庭の役割が女性に過重にかかった結婚のカタチは、結婚しない選択や少子化に大きな影響を与えているはずです。
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